ぽっぽ焼き

第7章 流転

流転 14

はっきり言って僕に責任は無いのである。 管理責任など知った事ではない。 勝手に泥手が自分の欲だけでやった泥棒の始末などする必要を感じない。 泥手の友達など会った事すらなかった。 その友達を助けると言う事は、罪を認め...
第7章 流転

流転 13

そのうち隙を見て裏中男の管理する全ての店で泥棒を始めた。 全ての情報が普通に入れている打ち子から入っている。 泥棒の手下達には、セット回数を一度と限定させた。 裏中男の店からの泥棒は最後まで一度もバレる事が無く、全てがチ...
第7章 流転

流転 12

店側は箱を高く積み上げる人間を1番警戒している。 完全にバレていれば裏ロムやハーネスは取り外されてしまう。 裏中男達が取り付けた裏ロムやハーネスは情報がまだ業界に知れ渡っていない新しい物が多かった。 店側の疑いと言っても...
第7章 流転

流転 11

泥棒の狙いから中華ソバの店を外した。 友情や同情ではない。 泥棒すると言う事は、その店が早く潰れると言う事である。 一つの店に蛇口を二つ付けて水を出せば、タンクの水は倍のスピードで無くなる。 全ての店を潰したのでは...
第7章 流転

流転 10

店長クラスって誰だ? 一日中見張られているのではないか? 防犯カメラでずっと監視されてる? 一円でもごまかせばホントにバレるのか? 霧の向こう側を想像しきれる奴は少ない。 僕は、それら全ての疑問に答えを突き付...
第7章 流転

流転 9

ほとんどの打ち子志願者達が絶句する。 中には言い返す奴もいた。 「疑うのかよ!脅し過ぎだろ!そんな条件じゃやれねーよ!」 「ならやるな。お前はカードが怖いから、こんな安いゴトをするんだろ?ビビりが生意気言ってんじゃねえ。...
第7章 流転

流転 8

セット方法を僕から直接聞いた人間は数少ない。 リカちゃんや店員にセット方法は教えていない。 二人が組んで泥棒しようと思えば簡単だからである。 常時見張っている訳にはいかない僕のスキなど簡単に突ける。 僕は最初にリカ...
第7章 流転

流転 7

次の日、婆さんに打ち子の取り分が上がる事を話した。 しかし移動もあると伝えた。 婆さんが言う。 「お金が増えるなら構いません」 はい、聞かなくても分かってました! 更にご褒美もある。 しかしこのご褒美に...
第7章 流転

流転 6

「なんだそれ?随分自分達に良い話しばっかりしてんね。そんなのあかんよ。婆さんにも僕にも良い事がなんにも無いじゃないか」 裏日男が少し怒った顔で言った。 「だから婆さんも疑われづらくなって長く打ち子が出来るって言ってんだろ!」 ...
第7章 流転

流転 5

二人の話しを聞いていくうちに婆さんが打ち子として完璧なのでは無いかと感じ始めた。 裏中男が言う。 「あのお婆さんは凄いネ!中華ソバに頼んで俺の店でも打ち子をして貰ったんだけど潰れそうだった店が、またやれる様になっタ。お婆さんが...