ぽっぽ焼き

第3章 偽造・変造カード

偽造・変造カード27

またやられた…と言うのは、妄爺が刑務所を出た直後の事を言っていた。 前回妄爺が刑務所を出た時、貯金が四千万円あったと言う。 カタギになる為に、そのお金で、東京の赤坂に高級ブティックを開いたそうである。 東京の赤坂と言えば...
第3章 偽造・変造カード

偽造・変造カード26

その後にも変装はしばしば見た。 髪の毛の分け目を右から左に変えて、普通の眼鏡だけ掛けてくる事もあった。 変装じゃねーじゃん! その日の気分じゃん!! 「そりゃ無理だろ〜」 呆れて僕が言うと良夫ちゃんは言った。...
第3章 偽造・変造カード

偽造・変造カード25

こうして僕達はサンゾクの閉店を指をくわえて見ている事になった。 そんな訳は無い… ここまでバレる事なく、コソコソと継続させて来たパ〇フルが二台残っている。 店が閉まると同時に、ゴミになるハーネス… ただで捨てる訳が...
第3章 偽造・変造カード

偽造・変造カード24

最後まで見つかる事なく…? なんの事? そう! 見つかる前にサンゾクは、カード会社に契約を切られて店を閉めてしまった。 僕達がリュウとハツコを残してサンゾクから撤退した五ヶ月後の事である。 一番の原因は当然の...
第3章 偽造・変造カード

偽造・変造カード23

なぜバレて小池が捕まったのかは、余り詳しく分からない。 店側が小池に話さなかったからである。 売上の落ち込みに不審を感じて、いろいろ調べたのであろう。 当然真っ先に裏ロムを疑い調べたであろう。 サンゾクは社長が一軒...
第3章 偽造・変造カード

偽造・変造カード22

待ち合わせたファミレスの席で小池は笑って言った。 「警察に届けるって散々脅かされましたよ!」 もっと青い顔をしていると思っていたので、少し安心した。 捕まっても社長は多分警察を呼べないと教えてあった。 話しを付けて...
第3章 偽造・変造カード

偽造・変造カード21

小池と僕は二百万円程の取り分である。 彼は完全に浮かれていた。 ハーネスの取り付けも、すっかりナメ切って、遅刻したりしているようである。 小池が言う。 「リュウさん根性無いですよ。出して良いって言うのに、出さないん...
第3章 偽造・変造カード

偽造・変造カード20

「なにしてんだよ」 そう僕は言った。 妄爺が、疲れた感じで言う。 「また、アイツにさっき手を出したんだ。助けてって電話が来たから… ついな…」 そうか… なら問題なし… 転がっている男を見るとどうにか生...
第3章 偽造・変造カード

偽造・変造カード19

この時期、妄爺にも問題が起こっていた。 いつもは夜にご飯を食べに行くのだが、昼間に会えないかと電話が掛かって来た。 僕は当然ゴト中である。 近くまで行くと言うので会った。 会ってすぐに妄爺は言った。 「頼む。...
第3章 偽造・変造カード

偽造・変造カード18

取り付ける日の朝8時に、僕とリュウはパチンコ屋の駐車場に入って来る車の見張りをしていた。 誰かが来たら小池に連絡するだけの仕事である。 この日は、今まで付いていたパ〇フルのハーネスは触らないで、新しく大工の〇さんにハーネスを二...