第2章 組織犯罪の始まり 組織犯罪の始まり20 でもすぐ思い出した! とは言えチラッと聞いた事があるだけである… なぜか小池にレクチャーを受けるゴト師… ひと通り聞いて思った事がある。 僕にはリュウと言うドザエモンのポッケがある。 「多分手に入るよ…」 ... 2019.03.05 第2章 組織犯罪の始まり
第2章 組織犯罪の始まり 組織犯罪の始まり19 今回の助かりに味をしめた二人は、捕まった時の言い逃れをマニュアル化させた。 馬鹿の一つ覚えである。 そのマニュアルを、ゴトに向かう車の中でよく練習していた。 聞いていると漫才である。 僕に聞かせた後に聞いて来る。 ... 2019.03.04 第2章 組織犯罪の始まり
第2章 組織犯罪の始まり 組織犯罪の始まり18 今でも忘れられない光景がある。 外階段を上った先に暗い扉がある。 外灯が扉を照らしていない。 そこに扉が存在するのかすら分からない、漆黒の闇である。 絶望を感じながら、その扉を見上げる男がいた。 その扉であろ... 2019.03.04 第2章 組織犯罪の始まり
第2章 組織犯罪の始まり 組織犯罪の始まり17 そこまで聞いた段階で、こりゃ無理だな…助けるの… そう思った。 「それは間違いなく捕まってるよ…」 「やっぱりそう?」 悲しそうである。 婆さんが捕まった場合の助かり方はいくつか教えてあった。 しかし今... 2019.03.03 第2章 組織犯罪の始まり
第2章 組織犯罪の始まり 組織犯罪の始まり16 いや、クソまみれだ!「お前はクソから産まれたんだ!」 そう言った奴までいる。小池は僕のドジをチャンスと捉えた。「あいつなら僕が引き込みます!」みんながクソを見る目で小池を見る。クソが更に言った。「僕、もうウンコはしません!!」しーん... 2019.03.03 第2章 組織犯罪の始まり
第2章 組織犯罪の始まり 組織犯罪の始まり15 しかし僕に釣られてリュウが出た! さらに打ち子の二人も出た!! 残った二人はサバイバル脱落である。 彼らが打ち込む筈だったカードに照準が定まった。 四十万円を越えて、その先へ!! (僕も混ざっている段階で既に... 2019.03.02 第2章 組織犯罪の始まり
第2章 組織犯罪の始まり 組織犯罪の始まり14 まあ良いかと思い僕もパチンコを打ちながら玉抜きを開始した。 大当たりを引いた方が、玉抜きをするのは目立たない。 当たっていないのに玉が増えるより、当たっていて玉が増える方が、ある程度自然である。 これまでは、一人打ち込む... 2019.03.02 第2章 組織犯罪の始まり
第2章 組織犯罪の始まり 組織犯罪の始まり13 こうして一日二百万円打ち込む事になった。 月に直すと六千万円である。 これが全てカード会社の損害になる。 この時点でカード会社からサンゾクへは何も言って来ていない。 僕の取り分は月に二千万円に届く。 机上の計... 2019.03.01 第2章 組織犯罪の始まり
第2章 組織犯罪の始まり 組織犯罪の始まり12 ファミレスに着くと打ち子達も小池は危ないと言う。 「後で言っとくよ。他に問題は?」 「無い。楽だ」 皆が声をそろえる。 全員からアガリの集金をした。 八十万円近くあったと思う… (100万円分の変造カー... 2019.03.01 第2章 組織犯罪の始まり
第2章 組織犯罪の始まり 組織犯罪の始まり11 それでも、いくらさともう一度聞くと小池は答えた。 「店長とかは知らないですけど、俺は月に三万から五万です…」 少な! 社長の月の儲けは、六百万円と確かに少ないが、、四人の店員に払う金額も三十万円を越えないであろう。 ... 2019.02.28 第2章 組織犯罪の始まり