ぽっぽ焼き

第2章 組織犯罪の始まり

組織犯罪の始まり7

◯クザを甘く見すぎていた。 待ち合わせたファミレスで社長を見つけるなり、ポンコツはエンジン全開になった。 社長の座る目の前のテーブルを、挨拶する間もなく、力いっぱい蹴り飛ばし、テーブルだけをぶっ倒した。 物凄い音である。...
第2章 組織犯罪の始まり

組織犯罪の始まり6

話しが付いてる店で、自分が悪くも無いのに捕まりそうになった。 ましてや変造カードを押し付けられて、逃げろとまで言われているのである。 感謝など有り得なかった。 僕なら、話しが違うと怒る… 気持ち悪いぐらいの感謝にた...
第2章 組織犯罪の始まり

組織犯罪の始まり5

婆さんを追い掛ける店員はいない。 仲間の七人を取り囲んでいる店員五人は、全て僕をニラんでいる。 「あいつもやってましたよ!」 そう言っているのが聞こえる。 その店員を軽くニラみながら自分のパチンコ台に座った。 ...
第2章 組織犯罪の始まり

組織犯罪の始まり4

どう見ても下っぱの店員に向かい歯抜けが言った。 「今日から変造カードでお世話になる者達のまとめ役のモンだけど、大人しく打たせるから気にしないで仕事してな~悪いな~」と… 目が点になる僕。 店員を見るとポカンとしてた。 ...
第2章 組織犯罪の始まり

組織犯罪の始まり3

初日だしサービスする事にして、出した分を全て持って帰っても良い事にしようと歯抜けに言った。 しかし、歯抜けは嫌がった。 仕方なくカード代として1人一万円だけ出させて歯抜けに渡した。  それでも歯抜けは不満げである。 ...
第2章 組織犯罪の始まり

組織犯罪の始まり2

そんな自分の内情を歯抜けはすべて僕に話した。 僕を、人の良い、弱っちいガキだと思っていたからだと思う。 連れている婆さんと良夫ちゃんもそう思わせる一つの要素だった。  ○クザに同情してやる必要など、どこにも無い。 ...
第2章 組織犯罪の始まり

組織犯罪の始まり1

人数は10人ぐらい居て、日本人と外国の人が半々程だと言った。 歯抜けの話しを聞いた時、雪ちゃんの所の奴が使えるなと思っていた。 「打ち子仕事だから日当だけど、どう?」 そう雪ちゃんに聞くと喜んでいる。 捕まる可能性...
第1章 知らぬ間にゴト師

知らぬ間にゴト師20

確かに夜7時を過ぎると雰囲気が悪くなるのは感じていた。 婆さんも良夫ちゃんも感じていた。 もっと早く言えば良いのに… 少し考えれば分かった事だなと思った。 僕達が打ち込むと他店からの持ち込みカードの差額が増え過ぎる...
第1章 知らぬ間にゴト師

知らぬ間にゴト師19

僕のカードの仕入れ値は言わない。 「1200円なら売れるけど、それ以下だと僕の儲けが無いから売れないよ…」 三バカ…  喜んじゃいましたー アホや。 歯抜けが一番上の立場で相談役と言われる55才ぐらいの愛想の...
第1章 知らぬ間にゴト師

知らぬ間にゴト師18

良夫ちゃんに背中を叩かれた時、自分の判断ミスに気づいた。 ビビりながら聞いた。 「緊急?」 なぜか、呼んでますと言う。 「婆さん?」 「違います」 は? 他に誰が? ま、まさか店員か? ...