ぽっぽ焼き

第4章 電波ゴト

電波ゴト27

今回の事件は恐喝では無く、れっきとしたゴトである。 高いが、道具のレンタル賃を取ったと、僕は認識している… この出来事の後も、手下達の僕に対する態度は変わらなかった。 結局恐怖で周りを支配する事など僕には出来なかった。 ...
第4章 電波ゴト

電波ゴト26

数時間後に手下から、書類の作成と茶髪の口座からの現金の引き落としが終わった事を伝える電話が掛かった。 GTRと書類を一人がブローカーの所に運び、残りの手下がGの男を連れて倉庫に戻ると言う。 全て予定通りであった。 これで...
第4章 電波ゴト

電波ゴト25

リーダー格の呼び出しには成功した。 道具を250万で売る相手が見つかったと言わせた。 喜んで持って来るとリーダーは言っていた。 何一つ疑っていない。 高速の出口近くのファミレスの駐車場で待ち合わせをした。 電...
第4章 電波ゴト

電波ゴト24

後部座席にGの男を乗せ、横に僕が座った。 デコボコが運転席から、Gの男に食ってかかって来る。 「うるせえよ… 神奈川の倉庫向かいな」 そう言ってデコボコを黙らせた。 倉庫は事前に用意していた場所である。 貸し...
第4章 電波ゴト

電波ゴト23

GTRは僕の車をカスめるように、僕の車と同じ車線に入った。 アパート方面に向かう。 すぐに僕は、GTRの真後ろに自分の車をピタリと付けた。 デコボコが騒ぐ。 「近い!近い!」 笑った。 「大丈夫だよ」 ...
第4章 電波ゴト

電波ゴト22

住所が知れた日の夜からデコボコと二人で早速下見に動いた。 本当にこの住所に住んでいるのかを調べなくてはならない。 千葉県行徳。 夜8時… スカイラインGTRの持ち主が住んでいる可能性の高いアパートはすぐに見つかった...
第4章 電波ゴト

電波ゴト21

期待を胸にブローカーに電話を掛けた。 ここで言う車のブローカーとは、店舗を持たずに車の売り買いの仲介をして口利き料を取る人の事である。 コイツは質の良く無いブローカーであった。 細かい話しは伏せてナンバーから車の持ち主を...
第4章 電波ゴト

電波ゴト20

警察に訴える時に道具の事は言わないで、お金だけ奪われ暴行されたと言えば良い。 取られた金額も10万円を越えていた。 顔などもデコボコになっている。 更に相手はナイフまで出している。 どう見てもカツアゲのレベルを越え...
第4章 電波ゴト

電波ゴト19

捕まって裁判まで行くと、電波法やら窃盗やら、建造物侵入やら器物損壊などの罪状の中から、二つ程を組み合わされ懲役2年6月、執行猶予4年が相場であった。 執行猶予が付かない事も多々ある。 運良く、道具没収でホールから帰らされたり、...
第4章 電波ゴト

電波ゴト18

リカちゃんは人を使う時には必ず女の子を使った。 男を使えば、危ない事を知っていたのだろう。 手下の中には、取り分を少し渡すから一緒にやらせてくれとリカちゃんに頼む奴もいた。 しかし彼女はそれらを頑なに拒んだ。 断る...