第1章 知らぬ間にゴト師

知らぬ間にゴト師7

あんな事を悪ければ20枚に1回やるのか? 勘弁してくれ… 五千円カードなら10万円に一回。  どうにかならないのかを聞いてみた。 「一応サンドの鍵も売ってるぞ」 あっ! あの店員が使った奴か! 安いと思...
第1章 知らぬ間にゴト師

知らぬ間にゴト師6

使う方にすれば、何回もサンドに出し入れしないで済む、一万円のカードが1番楽であった。 しかしその様な様々な理由で小額カードがメインに使われていた。 エラーの出るタイミングはいくつかある。 まずは変造カードをサンドに入れた...
第1章 知らぬ間にゴト師

知らぬ間にゴト師5

僕は後に何人ものヤ○ザ者を使っていたが、キレた妄爺が一番危ない事を身に染みて知っている。 武器はナタ。 鉈ってアンタ… お金無くてドス買えなかったの? でも妄爺のナタは仲間内でも有名だった。  妄爺は僕にとっ...
第1章 知らぬ間にゴト師

知らぬ間にゴト師4

このころ焼き芋を売り始めて三ヶ月経っていたのだが、ヨゴレの親玉に教わった芋の売り方をやめて、自分流に売っていた。 何が良かったのかバンバン売れた。 手取り二万円ぐらいになっていた。 それでも妄爺は全然売れない。 ヨ...
第1章 知らぬ間にゴト師

知らぬ間にゴト師3

それはパチンコのパッキーカードと言う物であった。 【パッキーカードとは、パチンコ屋さんの中で使用、流通、販売されているテレホンカード状の現金と同等の価値のあるカードである。五百円から、一万円までの数種類のカードが店内で販売されていた...
第1章 知らぬ間にゴト師

知らぬ間にゴト師2

何が情けないって… どんなに頑張ったって芋売れない。 カッコも悪いし…  季節も悪かった。 夏が終わったばっかりで、周りはTシャツで歩いている奴がいっぱい居た。 お前が阿保だと思うでしょ? 面接の前に電...
第1章 知らぬ間にゴト師

知らぬ間にゴト師1

ゴト師とは 【パチンコやスロットの出玉又はコインを、不正な方法や手段で搾取する人】 簡単に言えば、コソ泥の事である。 やる仕事やる仕事上手く行かず途方にくれていた。 何が原因かと言うと、全く朝起きる事が出来なかった...