韓国人・○国人115

企業と言う物は、トップや幹部が間抜けである事は、罪ではなかろうか。

変造カードゴト師を、今回捕まえると判断したのは当然幹部であろう。

新規開店を迎えて、お店の宣伝をしなければイケない時期に、やられても損に為らないゴト師を、必死になって捕まえる意味があったのであろうか?

ゴト師に厳しい店と言う印象を与えたかったのか?

多分違う…

幹部は深く物など考えていない。

考えていれば、逮捕劇はもっと違う形になった筈である。

まかり間違っても、お客さんを巻き込む形には為らない様に考える。

何となくの逮捕…

それがゴト師に暴れるスキを作らせた。

数で固めれば大人しく捕まると単純に考えたのであろう。

ホール内は騒然としている。

椅子から滑り落ちた様な格好の女性客も見える。

暫くすると、暴れていたゴト師は押さえ込まれた。

更に集まった店員達に、体中を掴まれ、引きずられるように連れて行かれた。

しかし既に取り返しが付かない。

お客さんを危険に巻き込んだと言う事実は拭えない。

犯罪を目の当たりにした事が無い人や、女性客などは、ゴト師や大型店に対して恐怖を覚えた筈である。

これは僕の、一人勝手な考えでは無い。

この大型店の、先行きの結果が物語ったのである。

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捕物劇が終わり、僕はすぐに自分達のゴトについて考えた。

じきに警察が来る筈である。

カウンターを見ておこうと思った。

ついでに良夫ちゃんと婆さんの出玉も両替して行く事にした。

後でギャーギャー言われたくは無い。

二人に出玉を捨てさせたりすれば絶対騒ぐ。

ウザい…

店員を呼びドル箱を流させた。

何の問題も無くレシートを受け取りカウンターへと向かう。

他の手下三人が、どこに居るのかは捜しもしなかった。

捕まりでもすれば笑い話しのタネである。

カウンターをザッと見たがおかしな雰囲気は無い。

しかし早めに両替を終わらせる必要を感じながら車へと戻った。

中華ソバが不安そうな顔をして僕を迎えた。

「どうだったヨ?」

「変造カードやってた知らない奴が捕まった。多分警察が来るから両替のスピードを上げるよ。レシートいくら分作った?」

「100万ちょっト… 平気かヨ?」

「平気だ。問題無い。でも、ここでレシート作りはもう出来ないから中型店行くか? 僕は行けないけどガードは付ける」

「行くヨ…」

細かい打ち合わせと確認をする。

中華ソバはピンを連れて、中型店へと手下の車で向かった。

コメント

  1. パチスキー より:

    誰も捕まらなくて一安心。でも手下三人は捕まって欲しかったような(笑)