韓国人・○国人92

大型店には、話しの付いた店員が一人居る。

僕は会っていない。

なにはともあれ、店側の人間が一人でも味方に付いて居る事は、安全の可能性を上げるだろう。

更に、あの店の計量機に対するセキュリティは、見た目的に何もされていない様に見えた。

データー的に、何らかのセキュリティが為されているのかは分からない。

常識で考えて、最新型のカメラが取り付けてある店である以上、何か為されているようには思える。

しかし、分からない事を考えていても仕方がない。

ゴトをやりながら探って行くしかないと僕は思った。

この段階で、僕が思う1番の危険は、中型店のレシート作りである。

話しなど、どこにも付いていない普通のゴトなのである。

中華ソバがレシート作りに失敗すれば終わりであった。

バレ方に依っては、大型店のゴトにも影響が出る。

中華ソバが捕まり、ゴト道具を没収されよう物なら目もあてられない。

コイツには捕まりそうに為った前科もある。

信用ならん。

更に僕は、道具の使い方を見る事を、諦めていない。

手下に書かせた中型店の簡単な見取り図が僕の手の中にはあった。

楽にレシートを作れて道具の使用方法が確認できる方法…

一つ思い付いた。

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まずは中華ソバを引っ掛ける。

「ピンのガードはやばいだろ?見た目が〇国人だしな。ヘタこかれたら50人も集めてるから困るんだよな… ごめんなさいじゃ済まないよ」

少し中華ソバも不安であったのであろう。

「やっぱりカ… どうすれば良いか?」

本来ならば、僕がやると言えば良い。

しかしクビを曲げる事すら出来なかった。

鞭打ちの症状と全く同じである。

一度の喧嘩で僕ほど体力を消耗する人間を見た事が無い。

「ガードは僕達の方でしてやる。道具の使い方を教えろよ」

中華ソバは嫌な顔をして言った。

「約束が違うヨ… 良いよ、ピンにガードさせるから…」

コイツ、馬鹿のくせにしぶといな…

「作り方が分からないとガードのしようがねーんだよ」

中華ソバは、何かを考えるように黙っている。

余りの詮索は疑いを強く招くように感じた。

仕方なく方向転換…

これが失敗であった。

この方向転換が、またまた道具の作り方を見誤らせる結果になった。

「だったら作り方は良いよ。けどガードはやってやる」

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