韓国人・○国人89

中華ソバや見知らぬ〇国人は、仲間がやられたと言うのに怒ってはいなかった。

この当時、〇国人達は、喧嘩になると青龍刀を振り回すと言われていた。

いくらなんでも嫌過ぎる。

木刀を持てば、何人来ても負けるとは思わなかったが、勘弁して頂きたい。

僕の心配を余所に、彼らは明日のゴトだけを考えているようであった。

二軒目のパチンコホールは直ぐに見つかった。

一軒目のホールから、駅二つ離れた中型店である。

僕は車の中からホールを見た。

活気の有りそうな店である。

偵察に行った中華ソバ達が車に戻って言った。

「ここなら出来ル。あんまりいっぱいは無理だけどヨ」

体のあちこちがツル…

どうでも良かった。

「そうか… もう一軒ぐらい見とくか?」

帰りたかった。

なぜか中華ソバがやる気満々になっている。

「そうだナ!もう一軒やれるかも知れないしな!」

殺す気か…

帰らせてくれ…

車の振動でケツ筋がツル…

脇も首も腹筋も、当然足もツル…

ウンコを漏らすのは時間の問題であった。

喧嘩翌日は、二度と喧嘩をしないと、いつも誓っていた。

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時間が経つに連れ、車は拷問道具の様相を程し始めた。

揺れる度に体のどこかがツル。

それを庇おうとすると他がツル。

抜け出せない螺旋の中に僕は居た…

車は止まる事なく走り続ける。

痛いよーー!!!

三軒目も直ぐに見つかった。

二軒目から更に四駅離れたパチンコホールである。

どんなホールかなど、見もしなかった。

ツッたケツ筋を落ち着かせる為に、必死にケツを押さえていた。

途中で気を失うように寝た。

眠りに落ちる直前に【漏れるなよ】…

そう願った。

トイレに座れば立てなくなる事は間違いなかった。

目を覚ました時には、ゴトに関しての事、全てが決まっていた。

中華ソバと見知らぬ〇国人は二人で盛り上がり、三軒やるなどと言っている。

好きにしてくれ…

てか漏れる。

携帯を耳に宛てる事すら拷問のようであったが、明日のレシート交換要員を集めなければ為らない。

クビがツリ、二の腕がツル中、手下に電話を掛け捲くった。

結果、半数を一般人が占めるが、50人程が集まる事に為った。

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