しどろもどろで言い訳をする中華ソバに興味は無い。
仕返しに来たら土下座して謝ろうと決めていた。
そして隙を突く。
殺されない限り何度でも隙は突ける。
どんな方法でも、必ず最後に僕は勝つ。
それで良いと自分に言い聞かせた。
手下が到着し、二人を乗せて闇医者へと向かう。
僕は少し動く体でレシ担男の髪の毛を掴んだ。
「次は殺し合いになるぞ… 覚悟して来い…」
レシ担男の目には怒りが見えた。
掴んでいた髪の毛を離し手下に行くように言った。
仕返しはある…
甘かった…
恐怖を植え付け切れ無かった事を知った。
なるようになる…
少し諦めた。
この日は、明け方までコンビニの駐車場から動けなかった。
筋肉痛は、まだソレほどでも無いが、体に力が全く入らなかった。
つくづく虚弱を感じる。
人を呼ぶのは恥ずかしくて、誰にも連絡は取らなかった。
明け方に、どうにか動けるようになり家へ帰った。
筋肉痛が、全身を襲い始めていた。
立ってシャワーを浴びる事しか出来ない。
座る事が、既にキツく為り始めていた。
今日は二軒目の店探しから始めなければ為らない。
嫌々だったが、手下と中華ソバに連絡を取った。
手下の車に、ツルッパと中華ソバと、見知らぬ〇国人一人を乗せて二軒目のパチンコ屋を探して廻った。
仕返しされるとすれば、この日が1番可能性が高いように感じた。
ツルッパは見た目で相手を怖がらせる為に呼んだ。
当然、なんで呼んだのかはツルッパに伏せてある。
逃げられてしまう…
間違いない。
手下は、僕の知る限りでは最強の男を呼んだ。
ちょっとやそっとでは負けたりしない男…
仕返しが怖かった…
一夜明ければ、既に昨日の僕では無くなっていた。
体中の痛みが戦闘意欲を奪っている。
ここ数日は、誰かに守って貰いたかった。
僕は、その日の体調や精神的状態に因って、強くも弱くもなる。
まるで別人のようであった。
中華ソバが言う。
「アイツ玉潰れてたヨ」
「そうか… 良かったな」
そうは答えたが衝撃であった。
知り合いの玉を潰したのは初めてである。
普段は、逃げ切れば、ソコで終わりであった。
「良くはないヨ… でも子供は出来るって」
知るか…
人の明るい家族計画…
コメント
コロナで色々大変だと思われますが、ぽっぽ焼き様はどげんお過ごしでしょうか?
わくわくさんこんばんは。コメントありがとうございます。
僕は頑張って家にこもっています。
わくわくさんはいかがお過ごしですか?
やっぱり影響大なのですね(`・ω・´)
私の住んでるところは鹿児島なのですが、感染者数も少ないのもあり、田舎なので在宅ワークなど通用する環境でもなく…普通に仕事仕事な毎日です。
ぽっぽ焼き様、他の読者皆様方、くれぐれもコロナ対策を徹底していただいて、ご自愛ください(`・ω・´)
変わりなく仕事とは大変ですね。わくわくさんもご自愛下さい。言いそびれていましたが、ぽっぽ焼き「様」なんてよして下さいな。なんなら呼び捨てで良いです。読者の皆さまにもフランクに接してもらえたらと思います。
コロナにはうんざりですが、体調に気をつけて乗り切りましょう。