韓国人・○国人41

こうして、ヘタれ一般ピーポー二人の今日の取り分は確定した。

レシートの両替を、一度やっているので25、000円程である。

良夫ちゃんは一回の両替で100、000円を手にする。

差額だけ見ると良夫ちゃんが優秀で、ヘタれ一般ピーポー二人が間抜けのように見える。

しかし現実は逆である。

良夫ちゃんは、悪い事を怖いと思わないキチガイで、二人は悪い事を怖いと思える普通の人だと言う事である。

世間の常識と逆の常識を持つ者達が犯罪の世界を形作る…

そう言う事であろう。

レシートの割り振りが終わって順番に両替に行った。

良夫ちゃんは、両替には参加させずに換金を手伝わせた。

文句を言わせない魔法を掛けてある。

僕も両替には参加せず、店の対応を見る為に、カウンター前のパチンコ台で、パチンコを打っていた。

手下数人の両替が終わった頃には、中華ソバは完全にバレていた訳では無いと思った。

ホール内は、いたってノンキであった。

カウンターを閉める時間を店員に聞いた。

残り時間は15分程であった。

一度に、一人3万から4万円程しか持ち込ませなかったので、時間的に無理であろうと思ったが、カウンターはじきに20分ほど閉まる。

多少の無理は通るような気がする。

カウンターが閉まる直前は、駆け込みで両替する人が多いのが常識であった。

僕達もソコに交ざるので、それほど不自然では無いと判断して、2人づつ並んで両替させた。

そして、まんがいち、前の人間が疑われた場合は、後ろの人間が店員に対してキレるように教えた。

早くしろよと怒鳴らせる。

店員が慌てて両替してくれたらそれで良い。

慌てはしても、ジックリ調べようとしたら、スキを見て逃げれば良い。

そんな状況になったら、カウンター前でパチンコを打っている僕も出て行く。

方法は考えていなかったが、必ず逃げ切らせる自信はあった。

出たトコ勝負は得意である。

更に、証拠に成る物を持たない僕に、怖い物は無い。

暴力さえフルわなければ何をしても捕まらない。

そう思っていた。