韓国人・○国人7

しつこく冷し中華に聞いている時間は無かった。

終わったらリュウに道具探しをさせようと思った。

他の細かい状況を冷し中華に聞いて、僕達日本人が換金に行けば、何の問題も無いような気がする。

取り分七割は無理だな…

欲を掻きすぎたら話しが潰れる…

「五割で良いな?」

内心三割の仕事だと思っていた。

しかし隠し事がバレた冷し中華は五割を受け入れた。

頭の中で直ぐに呼び出せる手下の人数とレシートの残額の計算をした。

更に、パチンコ屋の換金所にいくらあるのかも予想して考えた。

300万円分…?

まだまだイケるんじゃないか…?

「すぐレシート作れるの?」

店側に疑われて見張られたりしなければ、100万円は30分程で出来ると言う。

今有るレシートは、両替と同時進行で作ったそうである。

レシート作らすか…

それで作り方が見られる。

上手く両替が進み始めたら作らせようと決めた。

手下の二人に電話して良夫ちゃんが着いたらコンビニに来るように伝えた。

同時に予備の二人も呼ぶように言った。

しかし予備の奴らは取り分が少ない可能性があるので来たくなければ来ないで良いと伝えた。

声を掛ければ、安くても来る事が分かっていて伝えたのである。

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良夫ちゃん達の到着前に僕が換金を先にやって、どんな感じかを見て置かなければ、その後の作戦が立てづらい。

とりあえずはツルッパも含めた8人でやるつもりである。

コンビニの駐車場から〇国人達を出て行かせた。

彼らは集団で集まっていると、存在自体が犯罪の匂いをさせる。

コンビニの店員や、お客さんが、〇国語で喋っている彼らを不安げに見ていた。

彼らが受ける迫害など僕の知った事ではない。

ゴトの邪魔になれば排除する。

それだけの事である。

冷し中華と、レシートを作る中華ソバ一人を僕の車に待機させて、僕はパチンコ屋へと歩いて向かった。

ポケットには3万円と7万円のレシートを入れて行く。

考えなどは何も無い。

とりあえずの危険は、ゼロに近いと勘が言っている。

それだけで充分であった。

パチンコ屋の駐車場は、満車に近かった。

中型規模のパチンコ屋である。

正面の自動ドアを入って、真っすぐ行った突き当たりにカウンターが有ると聞いていた。

自動ドアの10メートル程手前で歩きながら息を大きく吸ってユックリ吐いた。

全身から力を抜いて殺気を消す。

自動ドアが開いて、いつもと変わらない日常の風景が目に飛び込んだ。

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