韓国人・○国人3

これからツルッパと三人で適当な店を廻ると言う。

ツルッパ居るのか…

仕方ない…

見学者だな…

飯食わしてごまかそう…

どうせツルッパは、一人では打ちに行けないのである。

「ツルッパも連れて来て良いから急いで来て」

そして場所を教えて電話を切った。

更に手下二人を呼ぶ。

電話に出た二人に嫌と言う返事はない。

それはクビを意味する。

二人が使っている奴らにも声を掛けさせて、後で、もしかすると呼ばなければ為らない、予備役も二人確保した。

体制は20分も掛からずに整った。

現場に僕が到着すると、二人の手下が先に着いていた。

良夫ちゃん達が来る事を伝え、僕は冷し中華に会う為に電話を掛けた。

良夫ちゃんは、手下達の中では伝説の人になっている。

ハーネスで100回出した男…

オヒレが付いている。

良夫ちゃんが、どんなにボケた事を言い捲くっても、馬鹿にしたり軽く扱う奴は、手下達の中には居なかった。

ただのボケ老人なんですけど…

そう教えて廻りたかった…

冷し中華はパチンコ屋の近くにあるコンビニの駐車場に居た。

一人では無い。

冷し中華を囲むように、7、8人の男達が立っていた。

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全員〇国人だな…

見た事の無い奴らであった。

「オス、もうすぐ5人揃うぞ。何すんだ?」

「早いザンスね〜」

そう冷し中華は言ってワンボックスの車の中に僕を誘った。

ゴトの説明を受ける。

しかし細かい説明では無い。

何かを秘密にしたがっているように感じた。

「これをカウンターに持って行って景品に変えて欲しいザンス。それと換金も」

そう言って数十枚のレシートを出した。

見ると一枚のレシートの玉数は金額に直して3万円から7万円ぐらいの物であった。

一瞬で、何を秘密にしたいのかが見えた。

「作れるのか?」

そうだと冷し中華は言う。

「取り分いくらだ?」

「両替した金額の三割ザンス」

相場があるなら、そんな物だろう…

しかし今回は間違いなく安い…

馬鹿に騙される程、僕はボケていない…

「五割じゃなきゃやらない。それ以外なら皆連れて帰る」

驚いた顔で冷し中華は言った。

「高いよ!高いよ!そんなに渡した人、いないザンスよ!」

「黙れ… 僕達が帰ったらそのレシートはゴミになるんだろ… 安全な部分をやった奴らが取り分が安いのは当たり前だ。でも僕達がやる部分は厳しいんだよな… それと隠してる事は全部話せ。お前が隠した事で僕の手下が捕まったら許さんぞ…」

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