電波ゴト47 〜相棒〜

変造カードは逃げないで店側の人間と話しが出来れば捕まるような事は無いと僕は思っていた。

この時までに何度もシノいで来ている。

ほんの少しでも逃げるそぶりや、怖がった態度を見せれば間違い無く捕まる。

まずは取り押さえて良いかの判断を誤らせる事が大事であった。

勢いで取り押さえられるのが一番怖い。

深刻さを見せない話し振りで、出来るだけ立場の上の人間を引きずり出す。

「お前ら損しねえじゃねえかよ。 駄目ならもう来ないよ」

どんなに追い込まれた状況でも対等に話す。

立場の上の人間に、そのセリフが笑って言える状況を作れたら間違い無く助かった。

それでアッサリ帰れる事が多かったが、正義感を振りかざす所も当然ある。

その時は逆切れする。

「警察に突き出すなら、お前の店は変造カードを見逃したり、ゴト師と話しを付けてやっていた事を喋る」

そう言ってみる。

これは効果が高い。

実際は見逃してなどいなくても、変造カードの打ち込みは、必ずどこかのゴト師にされている。

積極的に捕まえなかった事が悪事だと認識させる。

お前達も悪党だと教える。

悪党だと言われると喜ぶ奴は結構多い…

悪への憧れは、男の本能ではないだろうか…

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特にパチンコ屋関係の人達はソレが強いような気がしていた。

元々パチンコ屋は、法律の矛盾の上に存在する仕事なのである。

形をごまかして、本来、法律で認められていない換金を許している。

換金所は、別経営など聞くだけで笑える。

パチンコは、サムライが町を歩き廻っていた時代の、丁半博打場と何も変わらない。

その時代ですら取り締まりはされていた。

それが現代では市民権を得て取り締まりの対象から摺り抜けている。

パチンコ屋の経営者の多くが、在日と言われる韓国や北朝鮮の1、2、3世達である事が理由であろう。

昭和の戦争で日本は負けた事により取り締まりが出来なくなったと僕は考える。

終戦後、日本人は在日の人達に頭が上がらない時代があった。

その間隙を突いてパチンコ屋は誕生している。

それが現代へと繋がっているだけである。

どれ程のお金が彼の国へ今だに流れているのか考えるとビビる…

そのお金がテポドンやノドンに変わって、いつの日か、僕の頭に落ちない事を願う…

何か話しが可笑しな方へ流れた…

これは僕一人の妄想である。

賛同は得られまい…

お話しのシンイも定かではない。

否定されても僕は自分の考えを多分変えない。

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