韓国人・○国人134

現在では色々なパチンコ屋でハウスカード状のカードやコインを多数見かけるが、それらは全て換金が容易に出来る。

しかしこの当時は、カードを余らせても換金には数日の長い時間が掛かったのである。

そして翌日以降はサンドがカードを受け付け無くなり使用出来なくなる。

これがカード会社の変造カード対策であった。

毎日カードの裏側に載せる磁気データーを券売機を通して店事に書き変える方法である。

これにより変造カードは使えなくなる。

僕達の手にする変造カードには店事の磁気データーが入っていないからである。

本物のカードも一日経つと変造カード同様使え無くなる。

そこで受付機である。

形状は複数あったが大きく分けて二つ。

カウンターの上に設置する電子レンジサイズのボックス。

もう一つが、券売機の横などに置かれる、券売機より少し低い高さの細長いボックスである。

機能は、使用出来なくなったカードに、その店の磁気データーを書き込むだけの物である。

どちらの受付機にもカードを差し込む穴が一つだけ付いている。

それだけの物である。

その穴にカードを差し込むと、5秒から10秒で使用可能な磁気情報が新たに書き込まれたカードが返却される。

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これらのシステムやアイデアはカード会社のみが利する事ばかりである。

お客さんは面倒が増え、使い勝手が悪くなるだけであった。

お客さんが嫌がれば店側も当然嫌がる。

文句を言われるのは店側なので当然であろう。

その声が大きくなり、カード会社は、システムを無理矢理押し付ける事が出来なく為って行った。

そして失敗を犯す。

上記のシステムは段階を踏んで、最終形態にすると言うのである。

その第一段階として取られた方法が、全国共通はとりあえずそのままにして、他店から持ち込むカードは全て受付機を通すと言う物であった。

パチンコ屋側は、譲歩案が出た事により、とりあえずは全国共通が維持されるのであれば仕方ないと諦めて、受付機を受け入れた。

システム機器の代金は、全てカード会社の負担と決定された。

カード会社が負担したシステム機器の代金は、もの凄い金額に為ったのではないだろうか…

結果を先に言う。

受付機のシステムは長い事持たずに破状する。

それは、生き残りを掛けた、ガッツのあるゴト師達のせいであった。

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