韓国人・○国人133

変造カードを始めて、どれ程の期間が経っていたのかは忘れてしまった。

2、3年経っていた様に思う。

ついにカード会社が対策に乗り出した。

役に起たない細かい対策は、これまでにも、いくつかしていたが全て無駄であった。

しかし、今回の対策方法を聞いた時には、変造カードが遂に終わると覚悟した。

【受け付け機(受付機)】

カード会社の頭脳達が、必死になって考え出した最初のトリデであった。

この受付機の仕組みは、テレビ等の某体を通じて大々的に発表された。

テレビのアナウンサーや、コメンテーター達は、これで変造カード時代が終わると口を揃える様に言っていた。

その番組を見たゴト師達も、同じ感想を持ったのでは無いだろうか。

僕も終わると思った。

どう考えても出来ないのである。

パッキーカードは全国共通のカードである。

どこのパチンコ屋で買おうとも、全国で使える。

それが売りである。

現金と余り違いが無い機能性がカードには必須であった。

しかし、受付機と呼ばれる機械をパチンコ屋に取り付けるにあたって、カード会社は、全国共通を撤回すると発表した。

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全国共通で無くなればカードから利便性が消える。

テレホンカードに例えると分かり易い。

公衆電話の横に付いている券売機でテレカを買ったとする。

当然その横の公衆電話でカードは使える。

しかし隣のお店の公衆電話では使えない。

そんな事が起こったらどうであろう。

誰もがカードを買わずにコインで電話を掛けるのでは無いだろうか。

全国共通と言う決まりが消えると言う事はそう言う事である。

これと同じ現象がパッキーカードに起こる。

カードの存在自体を否定する方法をカード会社は自ら打ち出したのである。

カード会社の頭脳達の程度が知れる。

この当時、僕は、他に何か裏があるのかと考え続けていた。

官僚や誰かが得をするのか?

そう思っていた。

振り返ってみて思う。

カード会社は、余りにもマスメディアに叩かれ続けるので、対策を打ち出す姿勢を見せたかっただけの様に感じる。

苦肉の策では無かったか?

購入したお店でのみしか使用出来なくなったカードを、マスコミはハウスカードと呼んだ。

テレホンカードとは、システムが少し違う事が、カード会社の存続をギリギリ許している様であった。

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